ワイルドサイドへの執着

童子の時は語ることも童子のごとく、思ふことも童子の如く、論ずることも童子の如くなりしが、人と成りては童子のことを棄てたり

2017-10-18から1日間の記事一覧

『アウトレイジ 最終章』――さらば愛しのヤクザ共

鑑賞後、というより鑑賞中どんどん加速していった形なのだが、面食らったのである。北野武の映画と言えば「面を食らう、不意を突かれる」という点が大きな魅力の一つだと思うが、今回の感覚は『TAKESHIS’』を始めとする所謂「自己検証三部作」の印象に近い。

実写『亜人』は実写『進撃の巨人』である

実写『進撃の巨人』(以下実写進撃)フリークとして劇場で驚いた。最近流行りの「これ実質○○じゃん」が我が身に降りかかるとは思ってもいなかったからである。